
ウェブメディア ANDROID AUTHORITYはGoogleの次期モバイルOS「Android N」より、Androidの伝統的でもあったアプリケーションドロワー機能が排除される可能性があると報じました。
iOS や HUAWEI のEMUIのようになる?
噂によると、Android Nは2016年後半のパブリックリリースに向けて開発中であり、Android Nの現時点でのリリース版ではドロワー機能が無いようです。ただし前述したように、Android N(Android 7.0)が2016年後半に発表する事を考えると、この仕様は今後変更される可能性も十分あります。しかし、リリース版でドロワー機能が排除されているという噂を改めて考え直すと、ドロワー機能が無いままパブリックリリースされる事が無きにしもあらずであると言えます。
ANDROID AUTHORITYはこの情報を複数のソース基から得たようで、これが事実だとするとAndroidの特徴が一つ損なわれてしまいます。また、GoogleはAndroid 6.0において、今まで横スクロールだったドロワーを縦のスクロールへと変更しました。これらの変更は、分割された横スクロールのカードページと比べ、縦スクロールの場合は分割されることなくアプリケーションを探すことが出来るため、より速く理に適っていたと言えるとANDROID AUTHORITYは述べています。
▲EMUI
カスタマイズが容易にできるAndroid、HUAWEIはドロワー機能をなくした独自UIの「EMUI」を自社製のスマートフォンに搭載しています。これらはiOSと同じでホーム画面上にアプリケーションを追加していくものです。
仮にAndroid N (Android 7.0)において、ドロワー機能が排除されるのであれば、Android 5.0 LollipopでMaterial Designを採用した時と同じような大きな変革になりそうです。