
この記事では、HUAWEI製スマートフォンのAscend Mate 7をAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートして変わったことを紹介したいと思います。
性能は大幅に向上。
ベンチマーキングアプリ「AnTuTu」を使いスコアを測定したところ、Android 4.4の時はスコアが約4万3000点だったのに対し、Android 6.0の時は約5万1600点という結果になり体感的速度も向上していると思いました。(例:Twitterなどのスクロールに引っかかりをそれほど感じなくなった、など)
ワンハンドUIは画面全体に。
Android 4.4の時はナビゲーションバーのみが左右にかたよって表示されていました(画像1)。が、Android 6.0になってからは画面がそのまま縮小表示されるようになりました(画像2)。
画像1
画像2
カメラアプリの付加機能が多く追加された。
・スーパーナイトモード
夜景を綺麗に撮影することができる機能です。Ascend Mate7を固定できる状況でないと撮影は難しいですが、その分かなり高クオリティな夜景の写真になります。(写真は加工しています)
初期設定は自動でですが、ISO感度やシャッターを開けておく時間などをある程度手動で設定することもできます。
スーパーナイトモードOFF 時
スーパーナイトモードON 時
・コマ抜きモード
タイムラプス映像を撮影できる機能です。
・オンライン翻訳モード
カメラで外国語の文章を写すと予め決めておいた言語へ翻訳してくれるという機能。しかし、はっきり言ってまだ実用的ではありません…。
・文書撮影モード
書類などを撮影するとき、自動でトリミングと歪み補正をしてくれる機能です。
文書撮影モードにすると自動で文書を認識し、青い点線で囲まれます。
シャッターは自動できれます。
このように歪み補正とトリミング処理され、まるで正面から撮ったかのような仕上がりに。
これはかなり重宝しそうです。
・ミュートモード
シャッター音をカメラ設定からならさないように設定できます。悪用厳禁です。
ネットワーク関係も強化。
・WLAN+機能
Wi-Fiの電波状況が悪い時に、自動的にモバイルネットワークに切り替わる機能です。これを使用することによりWi-Fiの電波が不安定な場合はモバイルネットワーク通信をすることになりますので通信量には十分注意する必要があります。
・テザリングする周波数を変えられる
最近のモバイルWi-Fiルーターは5GHz帯でのテザリングができるようになってきましたが、スマートフォンではあまり見かけない機能でしたが、今回から5GHz帯でのテザリングが可能になっています。これにより2.4GHz帯が混んでいる時でも快適にテザリングできます。
モーションコントロールに新機能が追加された。
・ナックルジェスチャー
画面をノックするようにタップしながら英字を書くとアプリを起動したり、画面の一部分を囲ったりすると部分的なスクリーンショットを撮ることができます。
標準で画面を録画することができるようになった。
上のような操作風景を電源ボタン+音量↑ボタン同時長押しで録画することができます。
権限マネージャーが追加され、アプリごとに細かく権限を振り分けることができる。
不必要な権限をアプリごと、権限ごとに細かく設定できるようになり、より便利になりました。
ユーザー補助が強化された
色弱者の方のための機能、色補正が追加されました。
ただし、この機能はまだ試験的なもので、パフォーマンスに影響することがあるとのこと。
いろいろと紹介しましたが、まだ載せきれないほど細かい変更がされています。まだこのOS自体ベータ版で今後変更があるおそれがあるため、正規版になるとどんどん変更が追加されているかもしれません。今回はベータ版でも十分動作する機能のみ(オンライン翻訳機能を除く)を紹介しましたが、今後また機能の追加があれば記事を書かせてもらおうと思っています。
どうやってアプデするのですか?
コメントありがとうございます。
アプデ方法については今後記事にする予定ではございますが、目処が経っていません。
今しばらくお待ち下さい。
弊サイトライターへ訪ねてみますね。
ありがとうございます。楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
弊サイト管理人です。ライターに確認をした所、記事を執筆して頂いたのでご紹介致します。http://goo.gl/BiCKfJ(国内版 Huawei Ascend Mate7にAndroid 6.0 Marshmallow を導入する方法)