
Samsungは8月5日(現地時間)に「Galaxy Note20」と「Galaxy Note20 Ultra」を発表した。Galaxy Note20シリーズは2020年8月21日から一部市場で発売予定。国内ではauやdocomo、楽天モバイルがGalaxy Noteシリーズを展開してきたため、今回もその慣例に当てはまると思われる。
Galaxy Note20シリーズの主な変更点
Galaxy Note20シリーズは下記機能がGalaxy Note10シリーズと比べて向上している。
【Galaxy Note20シリーズ 共通】
- Sペンのレイテンシが9msに(Apple Pencilと同等)
- SペンジェスチャのAir actionが全アプリで利用可能に
- Samsung Notesアプリがマルチデバイス対応
- Samsung Dexがワイヤレスでも接続可能に
- Microsoftとの連携機能がより強固に
SペンとMicrosoft提携
正統進化ともいえるGalaxy Note20シリーズは、Sペンのレイテンシがついに9msとなった。これはApple Pencilと同等のレイテンシとなる。Galaxy Noteはメモ取りが中心になる機種のため、Samsung Notesの機能がより強固に。
SamsungはGalaxy Note10シリーズからMicrosoftとの提携をより本格化。WindowsでGalaxy Note10から届く通知を確認したり、電話を発信するといった事ができたが、Galaxy Note20シリーズではSamsung Notesにも提携範囲が広がる。
具体的には「メモしたデータをOneNoteに同期」。「リマインダをOutlookに同期」、「Windows上でGalaxy Note20にインストールされてアプリを起動する事ができる」といった具合だ(多分このあたりはGalaxy Note10シリーズにも適用されそう)。
Dexがワイヤレス化
Samsung Dexは今まではスマートフォンとPCを有線接続する事でPCのようなUIでWordやPowerPoint、ブラウジングなどができていたが、これがワイヤレスでも接続できるようになる。
HUAWEIの機種ではGalaxy Note20よりも早い段階でワイヤレスでもPCモードができるようになっていたが、動作がキビキビとしないなど改善が必要な箇所が見受けられたが、Galaxy Note20ではこれがどのような動作をするか気になる所。
詳細スペック
詳細スペックは下記の通り。SoCはExynos版とSnapdragon版の2つあるが、このスペックではSnapdragon版を記載。
価格は米国価格でGalaxy Note20は999.99ドル(約105,000円)、Ultraは1299.99(約137,000円)となる。
Note20 | Note20 Ultra | |
Android OS | Android10 | |
ディスプレイ | 6.7インチ Super AMOLED 2,400×1,080ドット 60Hz |
6.9インチ Dynamics AMOLED 2× 3,088×1,440ドット 120Hz |
SoC | Snapdragon 865 Plus | |
RAM | 8GB | 12GB |
ROM | 128GB | 128GB / 512GB |
アウトカメラ | 1,200万画素(標準) 1,200万画素(広角) 640万画素(望遠) 光学3倍、 デジタル30倍 |
1億800万画素(標準) 1,200万画素(広角) 1,200万画素(望遠) 光学5倍、 デジタル50倍 レーザーAF |
インカメラ | 1,000万画素 | |
ネットワーク | Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax Bluetooth 5.0 4G / 5G |
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サイズ | 161.6×75.2×8.3mm | 164.8×77.2×8.1mm |
バッテリー | 4,300mAh ワイヤレス充電対応 |
4,500mAh ワイヤレス充電対応 |
その他 | 顔認証、 画面埋め込み型 指紋センサ IP68相当の防水・防塵 |
ソース:Samsung NewsRoom[1][2] / Galaxy