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フルディスプレイを追い求めて-「HONOR Magic 2」のレビュー

約 11 分
フルディスプレイを追い求めて-「HONOR Magic 2」のレビュー

Twitterの民意を反映して、レビューを書くことにしました。フルディスプレイスマートフォンこと「HONOR Magic 2」です。

Huaweiのサブブランド的な存在でもある「HONOR」は元々は小文字の「Honor」でした。それが「Magic 2」の登場で、大文字の「HONOR」へと変更されるものの・・。「HONOR Magic 2」のデザインは起動画面、付属ケースなど全て、どこをみても「Honor Magic 2」となっているのです。適当というか、やる気の問題というか。まあ、そこはいいでしょう。「HONOR」よりも「Honor」のほうが好きです。思えば僕はAndroidスマートフォンを数多く所有してきましたが、何よりもHuwaei製品に魅了されていました。

※前半はレビューと関係のない記事なので不要なら飛ばしてください。

 

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HUAWEI製品の思い出

初めてのファーウェイ製品はNTTドコモより2012年に発売した「Ascend HW-01E」です。もうこのときから虜でした。世界最速5秒起動という、今でも最速を狙える斬新な機能もあったり。思えばこのときからカメラに力を入れていて、ビューティモードなんかもインカメラに載せていましたね。そして2台目はHonor6 Plus(初のデュアルカメラスマホでした)。3台目はHUAWEI P9(紛失)、4台目はHUAWEI Mate7、5台目はHUAWEI Mate 10 Pro(サブ)、そして現在はHonor Magic 2(メイン)です。他にもファーウェイ製品はHonor 8やMediaPad(Netflix用)シリーズを数台所有しています。

ASUSやソニー、富士通、シャープ、Samsung、FREETEL、Appleなど数多くのスマホを使っても結局はHUAWEI製品に戻ることを繰り返してたなあ。

2年間は買い替えません

世の中には「行けたら行く」という、絶対行かない意味合いを持つ言葉が存在します。ガジェットギークな人たちにもこれに通ずる言葉があります。それが「2年間使える」「2年戦える」です。ガジェットを極めた人たちは飽きやすいので端末が2年戦えても、本人は2年以内に負けます。

かくいう Mate 10 Proも2年間はスマホ買い替えません宣言を僕はしていました。あれは嘘です。でもサブで2年間使う予定には代わりないので。そもそもHonor Magic 2に搭載しているKirin 980をフル活用する使い方なんてしませんし、Mate 10 Proの性能で必要十分過ぎます。それでもオーバースペックな最新鋭な端末を持つことに意味があって、ガジェットが好きな人達はそのロマンをいつまでも追い続ける素敵な方々なんです。全てはロマン。

Honor Magic 2にしたワケ

先週あたりに中国・深センに行ったわけですが、フルディスプレイスマートフォンに憧れを抱いていました。

「Mate 10 Proは従来のよくあるスマートフォンというデザインでノッチはないけど、インカメラはしっかりあって、上下左右にベゼルがあって。でもワイヤレス充電とか画面内指紋センサーとかそういうのはない。基本デザインはHUAWEI P9から変わってない。」

この従来のよくあるスマートフォンであったことがポイントです。これはディスっているわけでもありませんよ。性能が良くてもカメラが良くても、トレンドを全て先取りしたような未来のスマートフォンは正直なところ、Honor Magic 2が当てはまるのかなって思ってます。これは正直コレクションしておきたかったです。

MiMix 3も同じく当てはまると思いますが、MiMix 3は指紋センサーが裏にあるいつものデザインで、ワイヤレス充電には対応しているけど、YOYOみたいなAIを載せているとかそういうわけでもなかったので僕の中ではかなり惜しいポジションでした。

デザイン

Honor Magic 2はHUAWEI P20 Proのような背面をしています。グラデーションカラーで、赤色を購入。

背面カメラはMate 20 Proと同じで0.6倍広角カメラを搭載していますが、Honor Magic 2はモノクロセンサーを利用したトリプルカメラです。Mate 20 Proにはモノクロセンサーはありません。詳しい構成では1600万画素のRGBセンサーカメラ(f/1.8)、2400万画素のモノクロセンサー(f/1.8)、1600万画素(広角)のRGBカラーセンサー(f/2.2)です。カメラ性能については後述で。

大文字ではない「honor」

流動的な背面デザインはガラス仕上げで、テカテカしてます。光学コーティングが施されており、全てのカラーでグラデーションカラーになっていました。

上部は赤外線センサーとマイク、アンテナラインがあります。

下部はスピーカーとマイク、USB Type-Cポートです。40WのHUAWEIの超高速充電に対応しており、Mate 20 Proユーザーなら分かると思いますが、充電速度は本当に驚愕するくらい速い。20分足らずでバッテリー容量が8割回復する気がします。

スライドした状態ではインカメラの他に深度を計算する2つのカメラが備わっており、計3つです。ポートレート撮影や顔認証などに用いられます。

横は右側に電源と音量があり、左側は何も配置されていません。Mate 20 Proのようなアクセントとなる電源ボタンは採用せず。

↑これのこと。

ちなみにスライドした状態の背面は上記画像のような状態で、同じくテカテカです。

画面を手に持つ感覚なのは事実で、Mate 10 Proよりも一段と縦長になりました。

 

ハードウェアの話

ハードウェアとしてはKirin 980を搭載しており、ディスプレイサイズは6.39インチのAMOLEDです。解像度はMate 20 Proよりも一回り小さな2,340×1,080ドット。バッテリー容量は3500mAhとなっているわけですが、ディスプレイのサイズはMate 20 Proと変わりません。Mate 20 Proと比較するとバッテリー容量が700mAhほど少ないです。

じゃあ実際のところ、「電池持ちはどうなの?」という事になりますが、バッテリー駆動時間は体感Mate 10 Proより持つ印象です。これはKirin 980の省電力性が十分に貢献していることも一因のひとつですが、ディスプレイ解像度がMate 20 Proは3,120×1,440ドットありHonor Magic 2よりも高解像度です。このあたりもバッテリーの駆動時間の両機種間の差を縮めているのかなと推察しています。

一つ一つお話すると長くてダレるので、ハードウェアに関する要約だけ書きます。

  • GPSには2つの周波数を捉え、これまでよりも精確に現在地を捉えれるように
  • Antutu benchmarkは30万点前後
  • 私が購入したのはRAM 8GB  / ROM 128GB
  • ワイヤレス充電非対応
  • 生体認証は顔認証・画面内指紋センサー(光学式)
  • 防水防塵は非対応
  • イヤホンジャックない
  • 最高輝度がMate 10 Proと比べて若干暗い
  • 色の表現はMate 10 Proのほうが綺麗に感じた

あと忘れていたことを一つ。Honor Magic 2の指紋センサーと顔認証の速度についてです。

指紋センサーは体感は0.5秒未満ですが、今までの背面指紋センサーと比べるとワンテンポ遅い印象です。ただし手汗などで認識率が大幅に落ちることがなく、精度は高いと感じています。

ソフトウェアの話

Honor Magic 2はEMUI 9.0ベースのMagic UI 2.0を採用しています。まあほぼというか、EMUIなんですけどね。ただし、Honor Magic 2のMagic UIはEMUIと違う点がいくつかあります。

  • AIのYOYOを搭載
  • スマート通知に対応
  • 3本指を下にスワイプでスクショ撮影対応
  • 通話時にリアルタイムで翻訳してくれる

簡単に述べると、上記4つです。

AIのYOYOはHonor Magic 2の最大の特徴ですが、中国語しか使えないので僕は使っていません。YOYOは音声アシスタントを経由した声紋認証や直接音声でスマートフォンを操作する機能(WeChat Payの支払いなど)が利用できます。声紋認証の組み合わせによってロック画面も自動で解除されるようです。また自動車運転時も自動で運転中であると認識し、「YOYO」と呼びかける必要なくして操作可能だったり。

スマート通知は通知の優先順位付けをしてくれるもので、ロック画面に重要な通知を最前線に掲載してくれる機能です。かなり便利で、LINEやGmailなどは重要な通知として設定しています。逆にどうでもいいような情報はいずれロック画面上の通知画面から除かれます。

3本指スクリーンショットは上記画像の通り。説明は特にしません。

こちらの通話翻訳は翻訳こんにゃくとまさに同じで、通話中にリアルタイムで相手の声を翻訳してくれます。もちろんこっちの言葉も通話相手の言語に直されて声が届きます。通話内容はチャット形式で確認できるのも便利。翻訳はマイクロソフト社のエンジンを使っており、1日に通話翻訳できる時間が決まっています。下記画像は対応言語です。

あと驚いたことがあって、中国モデルですからもちろんGoogle関係は使えないはずなのですが・・。言語を日本語にしてネットワークに繋ぐと、HUAWEIのストアアプリからGoogle系のアプリ(Googleストア含む)が自動でダウンロードされました。特にapkを入れたわけでもありません。結構ここは重要な情報の一つなのかなって思います。

カメラの話

Magic 2のカメラは結構寒色系です。作例を下記に掲載します。

ディティールは非常に細かく、Mate 10 Proよりも色の忠実度が高いように感じます。AI認識も対象が2つあれば2つとして認識してくれます。(例えばビルと空で2つの対象を認識した状態で最適な撮影をしてくれる)。

この画像は広角カメラを使って撮影したものです。広角カメラ特有の歪みも特に見受けられません。

上記画像は逆光状態での広角カメラです。色潰れすることはなく、AI認識ではこのとき「建物」と「空」で認識していました。

Mate 10 ProとHonor Magic 2の比較画像の1つですが、ここまで色に差が出ます。撮影環境もあるのでしょうが、このあたりは検証する必要があります。

続いて夜景。時間の都合で陽が完全に落ちる一歩手前といったところでした。夜はHuawei製品のDNAが残っているらしく「盛る」傾向にあります。

スマートフォンで広角カメラは非常に楽しいですね。望遠カメラよりもむしろ利用頻度高くなる気がします。

だめなところ

だめなところを述べますー。一つはホコリ問題です。Honor Magic 2はスライド式なため、スライドする部分に埃が溜まりやすいです。そしてホコリが目立つ。時々拭かないと。

2つ目はフルディスプレイなので上下逆さまに持つことが増えた。指紋センサーを触れようとしたら「上下逆やないかーい」ということが既に3回。ここはUSBを裏表間違えたレベルのことなのであまり気にしていません。

3つ目はUSB Type-Cケーブルなどを抜こうとするときにディスプレイも一緒にスライドしてしまうことです。いつもはスマートフォンのベゼル部をホールドして外せばよかったのですが、今ではディスプレイを抑えて外しています。

4つ目、付属のケースを透明なのにしてほしかった。黒色じゃ赤にした意味ないじゃん!

5つ目、デフォルトアシスタントをGoogleアシスタントに設定してもYOYOが起動する。これは解決方法がありまして、バッググラウンドで常にGoogleアシスタントアプリを常駐させてホーム画面にGoogleアシスタントアプリを配置させることで解決します。

今の所の不満はこの程度です。ホコリ問題とGoogleアシスタント問題以外は特に気にすることじゃないですね。あとEMUIはくせがあるので通知周りだったりは設定が必要です。

まとめ

価格は日本円価格で7万円。約4,299元でした。購入して2週間経っていませんが既に3回ほどソフトウェアアップデートが降りており、Honorがかなり力を入れていることが伺えます。こいつは2年戦えるんじゃないでしょうか。2年使います。

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