
Qualcommはウェアラブル向けのSoCとして「Snapdragon Wear 3100」を発表しました。基本的にGoogle Wear OSに搭載される本チップセットですが、性能の向上とバッテリーの省電力化が主な改善内容です。
「Snapdragon Wear 3100」はクアッドコアとコプロセッサを搭載したQC1110を採用することで、性能の向上とスタンバイ状態の待機時間をより長くさせることを実現しました。バッテリーの低消費電力モードでは「Snapdragon Wear 2100」と比べて67%、省電力化に貢献。GPS検出や「OK Google」による音声検索など一般的な使い方の場合は49%ほど省電力化したとのこと。
次。「Snapdragon Wear 3100」ではアンビエント・モードでの時計表示が大きく改善されることになります。「Snapdragon Wear 3100」を搭載したスマートウォッチではアンビエント・モード時でも秒針の表示、明るさの自動調整、カラー表示などを可能にしました。Wear OSも地味にアップデートされているんですね。
「Snapdragon Wear 3100」を搭載したスマートウォッチはすでに開発されており、近々発売される模様。FossilやLouis Vuitton、Motblaneが最初のパートナーとなるようです(値が張りそう)。
Source:9TO5Google