
ファーウェイジャパンは昨年12月から販売しているSIMフリースマートフォン、HUAWEI Mate 10 Proへアップデートの配信を開始しました。アップデートは7月12日以降、約一ヶ月程掛けて全てのユーザーへ配信される予定です。
アップデートの内容は下記の通りです。
- セキュリティパッチを6月版へ更新。
- 顔認証によるロック解除へ対応。
- カメラの夜間撮影機能の改善。
- ウイルスバスターモバイルアプリの追加。
顔認証機能はここ最近のトレンドとなりつつある機能です。認識スピードがそれなりに速く便利ではあるものの、あくまで顔だけを認識しているのでiPhone XやGalaxy S9等の顔の形や虹彩などを認識する認証方式に比べセキュリティの面では弱いと言うことには注意が必要です。
↑はHUAWEI Mate 10 liteで同機能を利用した際の動画。
また、ロック画面に表示される通知も顔を認識されるまでは内容を表示しないというオプションもあります。
そして目玉となりそうなのが「カメラの夜間撮影機能の改善。」ですね。これはHUAWEI P20やP20 Proのような機能が追加されました。
- 夜間撮影モードOFF
- 夜間撮影モードON
従来の夜間撮影機能ではどうしても何らかの手段でスマートフォンを固定しながら撮影する必要があったものの、このアップデートにより手持ちでもブレを極力抑えての撮影が可能になります。
注意したいのは手持ちであることをHUAWEI Mate 10 Proが認識できないと、三脚を使っている勝手に判断されることがあるという点。こればかりは仕組み上、仕方の無いことかもしれません。
しかしながら、従来機種にも新機種同様の機能を追加してくれるというのは既存の端末ユーザーにとっても嬉しいことではないでしょうか?これからも、HUAWEIにはアップデート等のアフターサポートにも注力してくれることを祈ってます。
Source:プレスリリース