
最近のスマートフォンの殆どが端っこが若干湾曲している2.5Dディスプレイを採用していますね。こういった場合、画面を守るための保護ガラスが全面を覆うことができず、中途半端に端っこが残ってしまうという問題に陥りがち。特にサムスンのGalaxy S9 / S9+ではEdgeディスプレイと呼ばれる仕組みにより、最も保護できる保護ガラスが少ない状態です。
今回はそんな問題をほぼクリアしたWhitestoneが販売しているDome Glassを紹介していきます。国内における取扱店はNTTドコモのみで、Amazon等の通販サイトで購入することは一応できません(eBayなどは別)。
今回はGalaxy S9を使ってDome Glassを貼り付けていきます。付属の説明書は日本語がないため、英語を翻訳しながらか、YouTubeに貼り付け方がアップロードされているのでそれを参考にしながらという方法で施工していきましょう。はっきり施工は言って難しいです。
こちらが付属品。保護ガラスを紫外線で硬化する液体で接着するもので、この液体を流して保護ガラス全体に活き渡せるのが一番難しいところです。
まずはGalaxy S9を固定器具にはめていきます。マイクやスピーカー部分に硬化液が侵入しないようにテープで塞ぎます。
サイドの横ずれが起きないようにクッションで隙間を塞ぎ、より強固に固定。
次に保護ガラスをディスプレイに落とす際に使う固定具をはめていきます。
で、液体をセット。
前に液体を流し込み方を動画で撮影したのでそちらを参考にしてみてください。ここが一番むずい。
そして硬化させます。紫外線ライトは上、中央、下に分けて3回ずつです。紫外線ライトはボタンを押すことで点灯し、自動で消灯するため、我々が硬化させるためにライトを照射させる時間を測る必要はありません。
硬化後の写真です。ディスプレイギリギリまで保護できています。
DomeGlassの良いところはEdgeの部分も硬化させることができることから、一般的な保護ガラスと異なり、Edgeと保護ガラスの隙間に溜まっていくホコリ等が発生しないという点です。しっかりとディスプレイと保護ガラスが密着することでディスプレイの追従性を損なうこともありません。また、本体の端子部分に液体がかかってしまっても拭くことで簡単に落ちますし、変な匂いも発生しません。
唯一のデメリットといえば、ガラスの保護にステータスを割り振りすぎることで一部ケースと干渉してしまう事態が起きてしまうということです。ディスプレイも本体もがっちりと保護したいというユーザーにとっては干渉しないか検証すべきポイントです。
DomeGlassのホームページにケースの互換性についてのページがあるのでチェックしてみましょう。なお、Galaxy S9 はDomeGlassのサイズが65.5mm×142.14mmです。Galaxy S9+が70.55×152.75mmとなります。
日本においてはNTTドコモ ショップが請け負ってくれます。施工込です。価格は5000円前後。
対応機種は以下の通り。
- LG V30+
- JOJO L-02K
- Xperia XZ2
- Xperia XZ2 Compact
- Xperia XZ2 Premium
- Galaxy S9 / S9+
- HUAWEI P20 Pro
- AQUOS R2
- iPhone X
- iPhone 8 Plus
- iPhone 8
気になる方はドコモのサイトからチェックしてみましょう。
HP:http://www.prokizai.com/