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ASUS、新型スマートフォンの「ZenFone 5 / 5Z / 5 Lite」を発表

約 11 分

 

ASUSはMWC 2018にて自社のスマートフォン、ZenFoneシリーズの最新モデル「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」「ZenFone 5 Lite」を発表しました。

 

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ZenFone 5

日本でもSIMフリースマホ市場へ一石を投じたと言って過言ではないあのZenFone 5が再び…!ということではなく、ナンバリングの意味が変わっただけです。

2014年に発売されたZenFone 5は「ZenFoneの5インチモデル」という位置づけでの「5」でした。ちなみに国内未販売モデルとなるZenFone 4やZenFone 6が存在します。これも画面サイズに準じたナンバリングとなります。

今回発表されたZenFone 5はASUSが昨年から販売しているZenFone 4の後継モデルとなります。「5」は5世代目の意味です。

スペック

Android OS Android 8
ZenUI 5(独自UI)
ディスプレイ 6.2インチ IPS+ディスプレイ
フルHD+(2246*1080/19:9)
SoC Snapdragon 636
(GPU:Adreno 509)
RAM 4/6GB
ROM 64GB
アウトカメラ 1200万画素カメラ(IMX363)
+広角120°カメラ(詳細不明)
インカメラ 800万画素
ネットワーク デュアルSIM
VoLTE同時待ち受け対応
サイズ 153*75.65*7.85mm
155g
バッテリー 3300mAh
急速充電(9V/2A)対応
※付属品は5V/2A充電器
その他 イヤホンジャックあり
USB Type-C
デュアルスピーカー

フロントの90%が画面

ZenFone 5はなんといってもディスプレイがZenFone 4から大きく進化しています。

画面占有率90%、アスペクト比19:9、流行の四隅のカーブとノッチ(画面上部の食い込み)が特徴的な6.2インチのディスプレイを搭載しており、流行のフルディスプレイへ近い物となって居ます。

ノッチはiPhone Xのものと比べ26%縮小、ノッチの左右はステータスバーが表示される仕様となっています。

動画を見たり、カメラなどといった横画面での使用時にはノッチの左右には何も表示されず、アスペクト比18:9のスマホのように扱うことが可能となります。こういった仕様であればノッチも悪くないように感じられますね。

より賢く。

今回のZenFone 5の発表会ではしつこいくらいにAIが連呼されていました。流行の「AIほにゃらら」な機能がZenFone 5にも搭載されたからです。

AI Charging
AI Display
AI Boost

発表会では下記のような機能がピックアップされました。

  • 周囲の音に合わせて着信音を調整する「AIリングトーン」
  • 睡眠時等、長時間の充電時に充電ペースを調整する「AIチャージング」
  • シーンに合わせCPU等の動作を調整する「AIブースト」
  • 周囲の明かりに合わせてディスプレイの表示を調整する「AIディスプレイ」
  • 画像等の調整をする「AIフォトラーニング」
  • シーンを認識し設定を調整する「AIカメラ」

恐らく、利用すれば利用するほど学習され、より使いやすい物となったりしていくのだろうと思われます。昨今のスマートフォンではこのようなAIがキーワードとなっており、スペックの値だけでは分からない使い勝手が重視されていくのでしょう。

AI&Pixel Master&デュアルカメラ

カメラはおなじみのデュアルカメラが搭載されています。1つはソニーのフラグシップであるIMX363というセンサー、もう一つは詳細が分からない物の120°の広角カメラが搭載されているとのことです。

前述のAIカメラにより食べ物/空/草原/花/海/日没/雪/犬/猫/人/夜景などといった16のシーンを自動で認識することが特徴です。また、ZenFoneではおなじみの合成による高画素画像も勿論撮影することが可能で、4800万画素相当の画像を撮影することも可能です。

顔認証とZeniMoji

指紋センサーを搭載しているほか、顔認証によるロック解除も可能となっています。最速0.3秒での認識が可能となっており、シーンに合わせた使い分けが可能です。

その他に使用時も画面を見ているとき、見ていないときを認識し、それに合わせて明るさやスリープ等の動作をします。

そしてZeniMoji。これはiPhone XのAniMojiライクな機能ではあるものの、ASUSのゆるキャラ(?)である禅太郎(海外ではZenny)に変身することが可能です。その他にも犬や猫なんかにもなれるようです。

これの凄いところは対応するライブ配信アプリ等ではそのキャラになって配信することが可能という点です。バーチャルYouTuberなんかが少し流行っていましたが、それのごっこ遊び程度なら出来るのかもしれません。勿論、機能を過信しすぎると誤ってそのままの顔を全世界へこんにちはしてしまうかもしれないリスクはありますが…。

ZenFone 5Z

これはZenFone 5と同様の外観ではあるもののスペックが異なるZenFone 5の上位モデルとなります。型番的にはZenFone 4 ProやZenFone 3 Deluxeの系譜にあたります。

Android OS Android 8
ZenUI 5(独自UI)
ディスプレイ 6.2インチ IPS+ディスプレイ
フルHD+(2246*1080/19:9)
SoC Snapdragon 845
(GPU:Adreno 630)
RAM 4/6/8GB
ROM 64GB/128GB/256GB
アウトカメラ 1200万画素カメラ(IMX363)
+広角120°カメラ(詳細不明)
インカメラ 800万画素
ネットワーク デュアルSIM
VoLTE同時待ち受け対応
サイズ 153*75.65*7.85mm
155g
バッテリー 3300mAh
急速充電(9V/2A)対応
その他 イヤホンジャックあり
USB Type-C
デュアルスピーカー

ZenFone 5との差は上記のスペック表の通りでサイズ等は共通の物とされています。

最上位となるSnapdragon 845を搭載しているのが何よりの特徴で、更に後述する価格が凄いといったことはあるのですが、いかんせん筐体が同一と言うことで5zだからこれが出来る!といった差別化要素はあまりありません。逆に言えば、ZenFone 5がスペックこそ落ちる物のハイエンド機並の機能があるという表現も出来ます。多分、後者の表現の方がASUS的には正しいのかもしれません。

ZenFone 5 Lite

とあるメーカーの中の人がインタビューにて「弊社の○○ liteというスマホが非常に売れて、それの影響か他社製品にも廉価モデルにliteを使うメーカーが増えてきた」なんていう発言をしていたことが記憶に新しいですが、ZenFone 5シリーズにもLiteが登場です。

スペック

Android OS Android 8
ZenUI 5(独自UI)
※Android 7.xの可能性あり(後述)
ディスプレイ 6インチ IPS+ディスプレイ
フルHD+(2160*1080/18:9)
SoC Snapdragon 630
(GPU:Adreno 508)
Snapdragon 430
(GPU:Adreno 505)
RAM 4GB(Snapdragon 630モデル)
3/4GB(Snapdragon 430モデル)
ROM 32/64GB
アウトカメラ 2000万画素カメラ(IMX376)
+広角120°カメラ(詳細不明)
インカメラ 1600万画素
+広角120°カメラ(詳細不明)
ネットワーク LTE対応、複数モデル有るため省略
サイズ 160.62*76.16*7.8mm
168.3g
バッテリー 3300mAh
その他 イヤホンジャックあり
microUSB

※ZenFone 5 LiteのスペックページにはOSにはAndroid Oreo with New ASUS ZenUI 5との記載があるものの、注記にてZenFone 5 Lite is expected to upgrade to Android™ Oreo™ with ZenUI 5 in Q3.と記載されているため現状ではなんとも言えないところです。

ZenFone 5 Liteのスペック

デュアルカメラを前後に搭載

インアウトともにデュアルカメラを搭載しています。セルフィーからウィーフィー(複数名での写真)などでもバッチリと撮れる120°の広角カメラが特徴です。

6インチ18:9ディスプレイ搭載

一般的な5.5インチのスマートフォンに近いボディですが、アスペクト比18:9のディスプレイを搭載することで6インチの大画面を搭載することが出来ました。なお、ZenFone 5とは違い、ノッチは有りません。しかし四隅はカーブしていますね。

顔認証、指紋認証、5GHz帯のWi-Fi

Liteが付くようなモデルではありますがトレンドとなりつつある顔認証と指紋認証によるロック解除へ対応しています。また、Snapdragon 630モデルであれば5GHz帯のWi-Fiへ対応しているのも利点と言えるでしょう。

複数モデルに注意

ZenFone 5 Liteと一括りにされていますが、Snapdragon 630とSnapdragon 430のモデルへ分かれている点は注意が必要です。Snapdragon 430のモデルでは4K動画の撮影やLTEでのCA(キャリアアグリゲーション)、Wi-Fiの11a/acへの非対応といった差があり同じ名前ではあるものの微妙にレンジの異なるモデルとなってしまいます。

また、ZenFone 5 Liteでは既にモバイルネットワークの対応Band等が公開されており、日本で展開されそうなモデルも存在しています。

ZenFone 5 Lite (A Version)

FDD-LTE (Bands 1, 2, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 28)
TD-LTE (Bands 38, 39, 41 (2545~2655MHz))
WCDMA (Bands 1, 5, 6, 8, 19)
GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
※2CA対応

ZenFone 5 Lite (D Version)

FDD-LTE (Bands 1, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28)
TD-LTE (Bands 38, 41 (2545~2655MHz))
WCDMA (Bands 1, 2, 5, 6, 8, 19)
GSM (850, 900, 1800, 1900MHz)
※CA非対応

もしかすると、A VersionはSnapdragon 630モデル、D VersionはSnapdragon 430モデルとして両方が国内展開されるかもしれませんね。(※あくまで憶測です)

なお、SIMスロットはデュアルSIMとmicroSDカードが共存できるタイプになっているのでその点は非常にありがたいですね、

価格、発売時期

ZenFone 5シリーズの発売時期は下記の通り。なお、日本での販売はこれよりも1ヶ月以上は遅れる物と予想されます。

  • ZenFone 5…4月
  • ZenFone 5Z…6月
  • ZenFone 5 Lite…5月

価格はZenFone 5Zのみ、かつ4GB/64GBのモデルの価格のみが公開されています。

  • ZenFone 5Z(4GB/64GB)…479ユーロ(6万3000円)

なお、国内での販売価格はグローバルの発表よりやや上昇する傾向にあるため7万円以下で買えれば良いなという参考程度に見ておけば良いかと思います。

感想:AIによりスマートに…?

個人的な感想を述べると発表会で多用されていたAIという言葉に違和感を覚えました。ここ最近、AIという言葉が一般層へ普及すると共にスマートフォン業界でもAIという単語を乱用する傾向にあり、それは本当にAIなの?と言いたくなるような物も少なくありません。

とはいえ、名ばかりで有ろうと無かろうとAIと名の付く機能がスマートフォンをよりスマートにしていくのでは無いかと思います。

ZenFone 5シリーズは「どこかで見たような外観」の中に、「どこかで見たような機能へAIと名を付けた物を」積んできたスマートフォン…と紹介してしまうと悪く聞こえるのかもしれませんが、ユーザーからすればデメリットよりかはメリットの方が多いでしょう。

ZenFone 3やZenFone 4を実際に使っている私からすれば、徐々にZenFoneも面白い物となりつつあるということを実感していますしZenFone 5シリーズの国内展開にも非常に期待をしています。

少しばかりZenFone 4からZenFone 5の間が短くは感じてしまう物の、ZenFone 5zが国内でも6万円台で買えることを祈りながらこの記事の締めとさせていただきます。

Source:ZenFone 5/5Z
Source:ZenFone 5 Lite

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