
ちょっと今回はこのサイトにあわない製品をレビューします。パパゴ提供の「GoSafe 34G」です。いわゆるドライブレコーダーというものです。いわゆるというかドライブレコーダーです。「GoSafe 34G」は2,560×1,440ドットの高解像度撮影が出来るハイエンドモデルです。
基本仕様まとめ
- レンズ 140度超広角レンズ(F値1.9)
- GPS内蔵
- 動画ファイル形式:最大2,560×1,440ドット 30fps
- 入力:12/24V→5V/1A(シガープラグ電源対応)
- ストレージ:外部ストレージ最大128GB(micro SD 32GBが付属)

本機種の特徴は2,560×1,440ドット(30fps)の高解像度撮影に対応した点、もう一つは1,920×1,080ドット 60fpsによるなめらかな撮影に対応したという2点が注目すべきポイントかと思います。付属品も一式揃っているため、追加で注文する必要性はなさそうです(直電源はオプションです)。
本体は付属品に32GBのmicro SDがありますが、高解像度状態で保存したい場合はmicro SDを追加で挿すほうがいいのかも知れません。micro SDスロットは最大128GBまでサポートしています。結構すぐに容量がいっぱいまで埋まってしまいます。
- HDMI
- micro SDスロット
- 充電口・イヤホンジャック
- 各種操作ボタン
安全運転支援機能
「GoSafe 34G」には安全運転支援機能が装備されています。ただし精度や警告のタイミングは期待できず、結果として一部オフにしています。オンにしているのは「速度制限標識警告」と「ライト点灯忘れ警告」の2つ。意識して運転をするという意味では実用的に感じます。機能としては次の通り。
- 車線逸脱警告
- 前方衝突警告
- 速度制限標識警告
- 速度超過警告
- 出発遅延警告
- ドライバー疲労警告
- ライト点灯忘れ警告
車線逸脱警告、この精度は正直褒められたものではありません。道を曲がるときでも反応してしまいます。逆に速度制限標識警告はほぼ100%の精度で速度を読み上げてくれますが、警告音が大きいという、「警告!」っていうメロディなので、もう少し大人しい音にして欲しいところではあります。
安全運転支援機能はドライブレコーダーではメジャー機能になりつつありますが、こういった部分はAIを組み込むことでもっと精度が高くなるのではないかと見込んでいます。
【各種インターフェース・設定メニュー(一部)】
設置について

設置はUSB給電か直電源の2つありますが、付属品はUSBタイプの給電方法です。直電源にすることで夜間の撮影もある程度使いこなせるようにできます。防犯目的でも直電源がおすすめかなと思います。設置自体は非常に簡単で10分ほどで完了します。予め設置する場所を決めておくといいでしょう。
カメラの性能について
フルHDを超える撮影ができるため、万が一の事故でも思い出の道を撮影する用途でも活躍できるかと思います。また夜道でも絞り値がF1.9のため、高精細で明るい撮影が可能です。この絞り値は非常に重要です。さらにはGPSを搭載しているということで、専用のビューワソフトで地図の表示ができます。旅の記録としても、事故時の状況説明にも、GPS内蔵は心強い味方になります。ビューワソフトは次項で解説します。
ハニカム構造による耐熱性能や-20℃の寒い地域でも仕様可能な耐寒性で様々な地域でも安心して使えます。非常に嬉しい点。オールインワン ドライブレコーダーと言われているだけあります。
ビューワソフト
ビューワソフトのダウンロード先はこれです。ダウンロード形式のため、インストールディスクのような記憶媒体は付属していません。インターネット接続が必須というわけです。ここは注意が必要です。
ビデオファイルリスト、ビデオ再生、機能リスト、Google Mapsの表示とUI自体は非常にシンプルです。起動したら動画が保存されているmicro SDを選ぶことで自動でリスト化されます。GPSによる即位、速度などを確認することが可能です。

評価
ドライブレコーダーを使う事自体が初めてでしたが、全て日本語(当たり前ですが)で、操作性も極めて簡単。難なく設置、使用ができました。2,560×1,440ドットの動画も高精細で、事故のときも安心できそうです。ドライブレコーダーは同乗者や運転手を守るためにある機器ですが、先程も述べたように思い出の場所を走ったりするような用途にもおすすめできるといえます。