
ミスターカード(株)から提供していただいたモバイルバッテリー、WK Design POWER BANKのレビューをお届けします。スマートフォンを持ち運ぶうえですっかりと定番になったアイテム、最近は「どれもいっしょ」となった感のあるモバイルバッテリーですが、敢えてこの製品の特徴をピックアップしていきたいと思います。
少し大きめサイズのクールな大容量
本体寸法・重量 | 108×67×210(mm)・約366g |
容量 | 20,000mAh |
入力 | DC 5V/2.0A 1ポート |
出力 | DC 5V/2.1A 2ポート |
大容量,と謳うだけあって容量は20000mAh、重量は約366gとまさに「鈍器」と言っても過言ではありません。サイズ感としてiPhone Plusを分厚くしたイメージ、容量からすれば妥当な大きさです。ブラック主体のクールなルックスで、表面はハニカムパターンの滑り止めのような触感の仕上げになっています。持ち運びには少し大きめのサイズですが落ち着いた雰囲気のデザインです。裏面はヘアライン加工、必要以上に存在感をアピールすることなく高級感を醸し出しています。
サイズ感が分かるようにジェットブラックのiPhone 7 Plusと並べてみました。カラー的にはブラック系としっくり馴染むことが分かります。
左から操作ボタン、5V/2.1Aの出力ふたつ、5V/2.0Aの入力部分です。大容量なのでスマホ2台の充電も余裕をもって対応できそうです。
数値でわかる充電残量
充電残量の表示はランプの点灯している数で大雑把にしか分からないことが多いですが、このKING POWER BANKはパーセンテージ表記されてより残量を把握しやすくなっています。スマホのバッテリー残量はパーセンテージ表記の方が良いというユーザーにとっては痒いところに手が届く嬉しいポイントです。
MacBookにチャレンジ
これだけの大容量、MacBookに繋いで充電できたら…と考え繋いでみました。出先でノートPCを充電できたら便利だと思いましたが、接続の表示はされるものの残量は減るばかり、残念ながら充電できませんでした。
ごく普通の使い方で…
対応していないのは仕方ありません、それならば普通にスマートフォンに充電してみました。仕事の昼休みの時点で60%の残量のiPhone 7 Plusに残量50%の状態でチャージ開始です。仕事が終わった直後に確認すると、iPhone 7 Plusはしっかり100%にフルチャージされていました。POWER BANK側は44%ということで、6%を消費して40%チャージすることが出来たことになります。いちどフル充電しておけば数日間は充電なしで使えそうです。
ただの充電器じゃつまらない
モバイルバッテリーを単なる周辺機器としてではなく、スマホのアクセサリーとして持つこと、使うことを楽しみたいというユーザーにアピールする個性的なWK Design KING POWER BANK、もう少し小さめの容量でコンパクトなモデルも期待したい出来栄えになっています。