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新型iPhoneは停滞気味の技術にメスを入れた。

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日本時間9月13日(午前2時)にAppleから新型の「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」が発表されました。やっとのことでワイヤレス充電に対応、iPhone Xには顔認証機能を搭載。インターネットでは「Androidのパクリ」「Androidの後追い」と言われています。

確かに後追い感は否めませんが、Androidが数年間ほぼ手をつけてこなかった技術にAppleがメスを入れたのです。

 

 

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2011年で滞っていた技術を発展させた

「顔認証はAndroidの後追い」と言われるには理由があります。実は顔認証自体はAndroid 4.0から搭載された機能です。しかし、大きな問題を抱えていました。それは写真でも認証ができてしまうこと。生体認証としての大きな一歩でもあったAndroidの顔認証、頼りがいのあるセキュリティ対策にはなり得ませんでした。また、インカメラを利用しているため暗いところでの認証はできませんし、カメラアングルも正面から撮るなどコツも必要でした。Samsungのフラッグシップ「Galaxy S8」。

この機種にも「虹彩認証」のほかに「顔認証」が搭載しています。現在はソフトウェアアップデートにより穴が埋められていますが、当初は「写真」でもロックを解除できてしまう問題が指摘されていました。2017年でも顔認証はAndroid 4.0時代から大きな進化は果たしていません。

 

一方、「iPhone X」はTrueDepthカメラによる顔のマッピング技術を開発します。30,000以上の目に見えないドットを投射し解析することで深度マップを作り、顔認証に利用する仕組みです。暗いところで認証ができない問題についても「赤外線カメラ」を利用することで解決。3Dによる認証のため顔の角度が正面でなくてもロックを解除することができます。

AppleはこのTrueDepthカメラに相当の自信をもっていて、初めての試みにも関わらず「Touch ID」を排除し「Face ID」だけに絞りました。ApplePayによる決済も顔認証を使って決済をします。ロック画面中の通知は顔を認識できてるときだけプライベートな情報を表示します。Appleは2011年で大きな進化を果たさなかった顔認証に大きくメスを入れたことになります。

ケーブルいらずでモバイル機器を一気に充電

iPhone 8 / 8 Plus、iPhone Xではワイヤレス充電ができるようになりました。ワイヤレス充電はQi規格を採用。ワイヤレス充電においてQi製品も利用できることから、Appleの独壇場になることはなさそうです。

ワイヤレス充電(Qi)も昔からある充電方法ですがイマイチ流行りませんでした。充電速度の問題もありますし、ケーブルで困ることがなかったからです。Appleは外に持ち出すモバイル三種の神器として「iPhone」と「AirPods」「AppleWatch」を揃えています。これらは全てワイヤレスで繋げるもので、身の回りの物のコードレス化に成功しました。さらにこれらをワイヤレス化するとなると、毎日欠かさず行っている充電をワイヤレスにする必要が出てきます。

「iPhone」「AirPods」「AppleWatch」の3つを同時にワイヤレス充電できるAirPowerを発表会で同時に発表。発売は来年ですが、同時に3台充電できるAirPowerはQiの可能性を一気に広げてくれました。

調べる限りQi規格で複数台できる充電器は数えるくらいしかなく、それも同時に可能なのは2台までと利便性の観点で不便が伴いました。それにQi規格に対応したスマートフォンを何台も持ち歩く訳でもないので、複数台対応の充電器を揃える必要がなかったともいえます。

Appleは毎日充電が必要な3製品を置くだけで充電できるライフスタイルを今回から確立。SamsungやASUSなど自社でスマートウォッチとスマートフォンを販売しているメーカーもこれくらいの統一感を持たせて欲しいと思うばかり。一人一台+スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンが当たり前になってきた今だからこそQiの真価を発揮できるのではないでしょうか。

確かに後追いだが、技術において出し抜かれたAndroid

今回、私が感じたことは新しいiPhoneというよりも停滞気味だった技術のアップデートが数年越しにやっと行われたなという気持ちです。このままAndroidも顔認証やQi充電などに対して力をいれお互いが成長しあって欲しいと思うばかり。技術の進化は競合会社がいるから起きることなので、これからのスマホメーカーには大きな期待をもちたいと思います。

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