
やっとGoogle アシスタントが日本に到来。対応までえらい時間がかかるとおもったら、結構はやく日本語をサポートしましたね。
本記事ではGoogle アシスタントについて解説していきます。いわば入門ガイドです。なお、Android版のみの解説です。
Google アシスタントはAndroid 6.0以上のスマートフォンで利用出来るアシスタントです。Androidのホームボタンを長押しすることでアシスタントが起動します。日本でも提供されてきてはいるものの、全端末で使えるわけではありません。そのうちあなたのスマートフォンも使えるようになります(順次提供開始)。
あなたのスマートフォンは対応してる?
自分のスマートフォンがGoogle アシスタントに対応しているのか分からないユーザーは自身が使っているスマートフォンの設定から端末情報をみつけ、「Androidバージョン」と記載されている項目を確認してください。Androidバージョンの数字の頭が6以上であれば利用出来ます。(Android 6.x / Android 7.x)など。
対応バージョン
対応していない理由はいくつかあります。ひとつはAndroidバージョンがAndroid 5.x以下のユーザー。このバージョンは対応していません。使っているスマートフォンのAndroidバージョンを確認するには設定>端末情報>Androidバージョンからチェックしてください。
バージョン | 対応可否 |
Android 4.4.4以下 | 全非対応 |
Android 5.0 | 非対応 |
Android 5.0.1 | 非対応 |
Android 5.0.2 | 非対応 |
Android 5.1 | 非対応 |
Android 5.1.1 | 非対応 |
Android 6.0 | 対応 |
Android 6.0.1 | 対応 |
Android 7.0 | 対応 |
Android 7.1 | 対応 |
Android 7.1.1 | 対応 |
Android 7.1.2 | 対応 |
Android 8系統 | 対応 |
Android 9系統 | 対応 |
Android Q | 対応 |
ふたつめ、Google アプリが無効化されている。Google検索をするアプリをユーザー自身が無効化してしまった場合、利用することが出来ません。グーグル Play(アプリストア)から「Google」と検索し有効化しましょう(アプリも必ず更新してね)。
Google Lensの対応状況
Google Lensはカメラを使って画像を認識し、画像に関する情報を提示してくれる機能です。一部のAndroidスマートフォンではGoogle Lensに対応しており、起動は下記のように行います。
Google アシスタントを起動しマイク横にあるカメラアイコンをタップすることでGoogle Lensが起動します。
上記画像のように気になる対象物を写し、文字列を選択したり、被写体の情報を調べたり様々な体験をすることが可能です。
- 画像の文字情報をテキスト保存する
- 画像の文字情報を翻訳する
- QRやバーコードのスキャンに
- 被写体を撮影して情報や種類を特定する
- ランドマークを撮影し営業時間などの確認をする
- チラシに掲載されているURLを撮影し、ブラウザで読み込む など
Googleアシスタントは何が出来る?
Googleアシスタントはスマートフォンのホームボタンを長押しすることで起動します。あくまでもアシスタント。全ての作業をGoogleアシスタントに任せることは出来ません。手助けをしてくれます。操作は基本的に音声。下部のマイクボタンをタップしてから話しかけてみましょう。

初めてGoogleアシスタントに触れてみるユーザーはまず、「何が出来るの?」と尋ねてみると自分にあった使い方が見つかると思います。

Googleアシスタントは物知りです。例えば「東京タワーの高さ」とか。この機能はアシスタントの前から使えてました。Googleアシスタントの何が凄いのかというと、「東京タワーの高さ」から関連する情報を教えてくれる点にあります。
関連:[東京タワーについて][階数][設計][着工][スカイツリーについては?][エッフェル塔については?]…..他多数
Googleアシスタントに「東京タワーの高さ」について聞いたとき、着工について、階数について、用途や関連する建物(スカイツリー・エッフェル塔、あべのハルカス等)が関連ワードとして登場します。ユーザーは気になるワードをタップすることでさらなる情報を得ることが出来ます。
関連:[東京タワー 最寄り駅][東京タワー 営業時間]…..他多数
とはいうものの、関連ワードは読み上げてくれず、ウィキペディアのリンクが提供されるだけということもあります。ソースを渡して、後は読んでくれって感じです。それでも関連ワードは出てきます。営業時間だったり、食事できるところだったり、大変便利です。
計算もしてくれます。消費税を計算したければ次のように聞けばいいです。ルート計算も出来ます。
翻訳だって。
非常に優秀です。
天気予報、経路案内、予定の確認
Googleアシスタントでは天気予報や経路の案内、予定の確認が出来ます。
とか。
GoogleカレンダーやGoogleマップと連動し、Googleアシスタントが一致する情報を提供してくれる仕組みです。Googleカレンダーはリアルタイムで同期されるため、保存してから数秒経たずにアシスタントに聞いてみるときっちり答えてくれます。
近くの〇〇
Googleアシスタントでは近くの建物などを調べてくれます。
職場までの交通状況
職場までの交通状況を教えてもらうことも出来ます。渋滞とか、所要時間とか、そういった類いです。
このように事詳しく教えてくれます。ここに紹介した以外にも様々な使い道があるでしょう。
リマインダー・起こして・予定追加
Googleアシスタントでは仕事を効率化するための機能が利用出来ます。カレンダーに予定を追加したり、リマインダーを追加したり、アラームをかけてもらったり、タイマーをかけてもらったり、最新のメールを見せてもらったり、
とか。
音楽の再生もお手の物。
アプリを指定することも。
(Googleフォトに保存してある写真から表示されます)
トレンドも見逃さない
Googleアシスタントではトレンドネタも見逃さないで幅広く知ることが出来ます。
〇〇を記憶して
Googleアシスタントは私たちが記憶して欲しい言葉を覚えてくれます。
記憶した情報は「覚えてる事を教えて」と話しかけることで教えてくれます。記憶した情報は複数にわたって覚えることができるので有効活用しましょう。
私を〇〇と呼んで・遊ぼう
Googleアシスタントは私たちの名前の呼び名を変更することが出来ます。「〇〇と呼んで」と話しかければ良いです。私のことは呼び捨てで呼べと言ってあります。他には「しりとりしよう」とか、Googleアシスタントは遊び相手にもなってくれます。
可能性は無限
Googleアシスタントで出来ることはとても幅広く、ここに挙げたこと以外にも出来ることはたくさんあります。複雑なように思えますが、思ってることを伝えるだけです。ぜひ有効活用したいところ。Googleアシスタントを搭載したスピーカーが夏にも日本で登場。ますます便利になります。あ、そうそう忘れてた、スポーツの試合結果とかも教えてくれます。飛行機のフライト予定とかも。(ほんと、できることが多すぎる)
参考:Googleアシスタント