
Microsoftは中国上海で開催したイベントにおいて新型の「Surface Pro」を発表しました。価格は799ドルからで6月15日に発売されますが、日本での発売は不明です。
Surface Pro 5という名称ではなく、あくまでも「Surface Pro」となっていますが、事実上の後継モデルです。ディスプレイサイズは12.3インチ、スタンド角度は最大で165度まで調整可能となります。
筐体に関して言えばSurface Pro 4とほぼ変化がありませんが、中身は大幅に強化されています。CPUは第7世代 Intel プロセッサーを採用し、バッテリー駆動時間が13.5時間へ向上。Surface Pro 4よりも50%強化されました。また重量も770g(Core i5モデル)と、歴代のSurface Proシリーズのなかで最軽量となります。
新しいSurface ProはCore m3、Core i5、Core i7の3つから成ります、このうちm3とi5はファンレス設計によって、軽量化を実現しています。Core i7については784gと重くなってしまいますが、発熱対策のためにファンを搭載しているからです。
スタイラスペンは筆圧感度が4,096に。遅延を低減し、傾きの検出にも対応しています。surface Dialにも対応。これはPro 4では対応しませんでした。
基本スペック
全機種共通なのは、Wi-Fi a/b/g/n/ac 、Bluetooth 4.1、Windows Helloに対応している点です。オプションでLTEモデルも用意されていますが、今年の秋頃の発売を予定しています。
Core m3モデル(799ドル)
- 128GB SSD
- 4GB RAM
- Intel HD グラフィック 615
Core i5モデル(999ドル/1299ドル)
- 128GB / 256GB SSD
- 4GB / 8GB RAM
- Intel HD グラフィック 620
Core i7モデル(1599ドル/2199ドル/2699ドル)
- 256GB / 512GB / 1TB SSD
- 8GB / 16GB RAM
- Intel Iris Plus グラフィック 640
Surface Studioが6月15日に日本でも発売することが決定しています。今までのMicrosoftをみているとsurfaceシリーズは日本でも全モデルを発売しているため、新しいSurface Proも投入することが予想されます。Surface Pro 4シリーズも家電量販店でも値下げが始まっていることから、ますます期待がもてそうです。
ソース:Microsoft