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アメリカ人と日本人に聞いたスマホに関するアンケート 9問-「アメリカ人はLINEを知らない」など

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以前ガジェットギークでは現役女子大生に聞いた「スマホに関するアンケート 20問」という企画を行いました。

現役女子大生 74人に聞いた「スマホに関するアンケート 20問」の結果を公開!

私Thinkはアメリカに留学に行っていたため、アメリカ・日本 現役大学生に「スマホに関するアンケートとインタビュー」を行いました。以下集計方法とアンケート・インタビュー内容についての概要をここで発表します。

集計方法

集計方法:口頭によるインタビュー・アンケート回答
集計人数:60人(日本人30人、アメリカ人30人)
男女比率:1:1

インタビューおよびアンケート内容

今回集計したアンケート内容は以下9問。

  1. 今使っているスマホは。
  2. そのスマホを選んだ理由は。
  3. 現状、そのスマホに満足しているか。
  4. 最も利用頻度の高いアプリは何か。
  5. 二番目に利用頻度の高いアプリは何か。
  6. SNSには何を用いているか。
  7. メッセンジャーアプリには何を用いているか。
  8. LINEを知っているか。
  9. どのようなWebサイトを見るか。
インタビュー内容
  1. Samsung Galaxy note7の爆発事故が最近起こったが、これについてどう考えるか。
  2. また、対応としてSamsungが取った行動は適切であったか。
  3. これから約十年先スマホ市場はどのようになると考えられるか。

※インタビューは無作為に選出し掲載。

アンケート結果

今使っているスマホは?

図1. 日本人大学生とアメリカ人大学生の所有しているスマートフォンの種類について

日本はiPhoneが53%が所有しているのに対し、アメリカではサムスン Galaxy が43%を占めていることが分かります。

日本のOSシェア

市場調査会社のKANTARによる2017年3月13日現在での日米におけるスマートフォンOSシェアは日本ではiOSが54.7%、アメリカは54.4%がAndroidとなっています。アンケートとKANTARによる調査結果は概ね一致していることがわかりました。

USのOSシェア

しかしアメリカ全体のシェアと比べると、アメリカ人大学生の方がAndroidが若干多いですね。母数が少ないためなんとも言えませんが、アンケートをしている中でiPhoneは年を取っている人ほど使っている印象がありました。

そのスマホを選んだ理由は?

スマホを選んだ理由は、以下の観点から選んでいただきました。

  • 見た目
  • 薄さ
  • 軽さ
  • バッテリー持ち
  • リアカメラ
  • フロントカメラ
  • 値段
  • レスポンスの良さ
  • シリーズが好き
  • 周りと同じもの
  • 周りと違うもの
  • その他

その結果が以下のとおりです。

図2. スマートフォンを選ぶ上で重要と考える点について(複数回答)

特出している結果になっているところは、日本人の「周りと同じもの」とアメリカ人の「レスポンスの良さ」ですね。くっきりと別れています。その他は双方とも、五分五分の結果になっていますね。

傾向

この結果には、各国民性が反映されているのではないかと考えました。まず日本人は同調能力に長けている。一方、アメリカ人は物事の核心をつかむことを欲している。非常に面白い結果です。

以前のアンケート調査ではケースの種類が豊富ということが重要視されていることが確認できましたが、今回では同様の考えは、その他に部類する日本人は3人だけでした。また、アメリカ人が選んだその他の理由は防水・ハイレゾなどが挙げられました。

現状、そのスマホに満足しているか。

この質問に関しては、双方とも1人以外は満足しているとの結果が得られました。昔と比べて、処理能力の向上や十分なカメラ画質などが要因ではないかと考えられます。

また、それぞれ不満を持っている人はバッテリーの減りが気になるところと言っていました。これを見ると、バッテリー内蔵型にすることで買い替え需要を増やそうというメーカー側の策略に、まんまと転がされていることがわかりますね。

利用頻度の高いアプリについて

最も利用頻度が高いアプリに関しては以下のような結果が得られました。

図3. 最も利用頻度が高いアプリについて

やはり日本人は圧倒的にLINEが多いですね。次いでTwitter。こちらは女子大生にアンケートをした結果と一致しています。

一方アメリカ人はカメラとText (SMS)が多い結果となりました。SMSは日本ではほぼ枯れた技術でだれも使用していないようなものなので、知らない方も多いと思いますが日本以外だとまだまだ重要な文字コミュニケーションツールです。

二番目に利用頻度の高いアプリは何か。

また、二番目に利用頻度が高いアプリに関しては以下のような結果が得られました。

図4. 二番目に利用頻度が高いアプリについて

こちらは日本人に関してはうまくバラけていますね。Textだけは0ですが。

アメリカ人は圧倒的にInstagramが多いです。また、Otherの度数も多いですが、ここではKindle, Browser, Mapなど様々なアプリが羅列されました。また、回答の被さりはほぼありませんでした。

SNSには何を用いているか。

SNSに関しては日本では圧倒的多数で、Twitterでした。一部行っていない人もいましたが、それ以外の方はすべてTwitterと答える結果になりました。 (Instagramも数名いました。)

一方アメリカ人はInstagramかFaceBookでしたね。ついでになぜTwitterを使っていないか聞いてみたところ「そもそも周りにTwitterをやってる人があまりいないから」や、「Twitterだといろんな情報を書けないからFBの方が良い」とか、「本名じゃなくて怖いところがある」という日本では考えられない答えも返ってきました。

メッセンジャーアプリには何を用いているか。

続いてメッセンジャーアプリです。日本ではLINEですね。知っていました。

アメリカ人はWhat’s appとかSnapChatだろうな…と山を張っていましたが、実際は圧倒的多数でText (SMS)でした。

これはおそらくアメリカキャリアの料金体制に影響されているのではないかと思われます。まず、通話・SMSはどれだけ使っても定額で料金は実際データ通信にのみかかることになっています。そのように考えるとわざわざデータ通信を用いるメッセンジャーアプリは使わなくて当然ですよね。納得です。

アメリカ人はLINEを知らない。

あとLINEを知っているかについて聞いてみましたが、中華・韓国系の人は割りと知っていました。しかし地元の人やアメリカにもとから住んでいた人に関しては、ほぼ知られていませんでした。

これに関してはLINEが実際に使用されているかどうかで判別がつきましたね。韓国ではLINEが主流みたいですし。しかし、なぜ金盾でLINEの使用が禁止されている中国の人がLINEを知っていたのかはわからずじまいですが…

どのようなWebサイトを見るか。

図5. 閲覧頻度の高いWebサイトに付いて (複数回答)

最後にどのようなWebサイトを見ているかです。今回はスマートフォンのブラウザにて閲覧しているサイトを答えてもらいました。

双方とも多く挙げられたものは、ニュースですね。日本人はヤフーニュースが最も多く、アメリカ人はCNNがダントツでした。
そして大きく違ったところはまとめ系サイトですね。近年大流行しているまとめ系サイトが日本人のベスト2に入りました。一方アメリカ人は学問のことについてよく見ているそうです。「PubMed」とかよく挙げられていました。ただし、UC Davisがそういう系統の大学だったからかもしれないので留意点として考える必要はあります。

インタビュー結果

というわけで続いてはインタビュー結果です。アメリカ人の意見に関しては、私が翻訳をおこなっているため、若干おかしい言葉遣いがあるかもしれません。ご注意ください。

Samsung Galaxy Note7の爆発事故が最近起こったが、これについてどう考えるか。

最近MWC2017でも乱入騒動やらで一悶着あったGalaxy Note7についてのインタビューがはじめですね。
インタビュー結果を以下に羅列していきます。

日本人

  • 韓国のスマートフォンだから怖い。やはり国産が良いのではないか。 – 4人
  • iPhoneを使っているため、詳しくはわかりませんがSamsungは以前にもそのような事故を起こしているため、そのような騒動を起こさないよう体制を作っていくべき。
  • 韓国製のパクリは消えてくれ。
  • 今Galaxyを使っているがこれも爆発するのではないかと恐怖を感じるため、早めに機種変更を行おうと考えている。
  • 知らなかった・忘れていた。 – 3人

アメリカ人

  • 今までずっとGalaxyを使用してきたからすごく悲しいことだ。しかし今回の事件の原因もわかっているため、彼らが新しく出す機種に関しては今までよりも信頼できるだろう。
  • 今回発生した事件に関しては、企業としてやってはいけないことの体現では無いだろうか。しかしこれを行ったからには、発売前のテストをもっと確実に行わなくては行けないということがわかってよかったのではなかろうか。
  • 今回の騒動は中国にすべてを回しすぎている今の産業に問題があることを示唆していると考えられる。 – 3人
  • iPhoneの真似だからね:)
  • Galaxy Note7を持っていた身からすると、このようなことがないようにテストを入念にすることが当然と考える。これ移行Samsungの商品は買わないことにした。
  • 早くGalaxy Note7を再販してくれ。
  • 知らなかった・忘れていた。 – 2人

なんというか。どっちもどっちな回答ですね。しかしアメリカ人の方がある程度はきちんとした考えを持っている人が多かったですね。また、日本では「韓国製だから」や「国産だから」といった声が本当にあることに驚きましたね。

また、対応としてSamsungが取った行動は適切であったか。

日本人

  • 今回の問題について、発売国でない日本を対象とすることは正直驚きであったが、滞在外国人のことを考えるとSamsungの対応は当然ながらも評価できるものと考えた。
  • 事件があった後、すぐに回収したことは良いと思った。
  • 事件は知っていたが対応は知らなかった。 – 5人
  • 知らなかった・忘れていた。 – 3人

アメリカ人

  • ある程度本格的に問題になってから対応していたため、少し遅いと感じた。しかし現時点でほぼ回収できていることは素晴らしい。というか今も持っている人間は正直危険人物みたいな感じだね(笑)はやく回収するところに渡すべきだよ。
  • それなりに早い対応で良いと感じたが、キャリアごとの対応に差があったことには友人が納得いっていなかったからもう少しうまくできなかったものかと感じる。
  • 交換してもらったけど、早くNote7ほしい。
  • 事件は知っていたが対応は知らなかった。 – 5人
  • 知らなかった・忘れていた。 – 2人

これに関しては日本未発売機種なので、対応を知らなくても仕方ないような気はします。ですが、アメリカ人でも対応自体は知らない人が多かったことには驚きでした。あれだけ大きな事件でしたから知られていると思いきや、そうでもなかったみたいです。やはり自分の持っている端末以外のことはそこまで気をかけないのでしょう。

あと一人Note7ユーザーが嘆いているところを見ると、早く再販してほしいなと思うばかりです。

これから約十年先スマホ市場はどのようになると考えられるか。

日本人

  • 十年というと、今がちょうどiPhoneが出て十年だから正直私達が想像もできない性能に到達している。もしくはそれを置き換えるような新たなテクノロジーがでてくることが妥当ではないか。
  • 最近はVRなどが色々進化しているから、そこまで大金あものをつけなくても使用できるような時代が来るのではないかと考えている。
  • 自撮りをするカメラがもっときれいになると思う。そして動きももっと早くなる。
  • わからない。 – 7人

アメリカ人

  • カメラとか画面とかがもっと良くなると思う。
  • PCの代わりになるくらい性能がよくなるはず。 – 3人
  • カメラの性能がとんでもなく良くなると思う。 – 2人
  • 音声認識がもっと良くなってAlexaとかをすべてのスマホとか町で使えるようになっていると思う。
  • バッテリーが1週間ほど持つようなものが出ていると考えている。また、値段も安くなって手に入りやすくなると考えている。
  • Galaxy Note15ぐらいが出てる頃かな。(笑)
  • 最近のニュースではこれ以上性能は良くならないと言っていたから、別の付与価値を見出していくのではないか。
  • わからない。

日本人…わからないのは当然と言うかなんというか…未来予測を聞いてるんですよ…
一人は割りときちんと回答してくれていますね。聞いてみたところ機械工の3回生だそうです。

逆に以外だったところは、アメリカ人は特に大きな変革もなくズルズルと良くなっていくだろうといった現実的な視点が多かったです。悪く言えば夢がない。

総括

というわけで、今回行った日本人大学生とアメリカ人大学生のスマートフォンに対する意識調査結果いかがでしたでしょうか。

今回のアンケートを通して、最も感じることは日本人のガラパゴス的考えですね。UC Davisは全世界から生徒が集まっており、今回の調査においては様々な人種の方に調査を行いましたが、日本の考え方はそのどれとも違っており、面白いですね。

また、今回集計した日本人大学生はある一つの大学ではなく様々な大学の方々に協力していただいたため、凝り固まった意見にならないと思いましたが、割りと同じような意見が揃ってしまうことがわかりましたね。

というわけで以上が調査結果です。お疲れ様でした。

ソース[Kantar]

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