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圧倒的電池持ち FREETEL RAIJINファースト・インプレッション

約 11 分
圧倒的電池持ち FREETEL RAIJINファースト・インプレッション

販売開始がやや遅れたものの、FREETEL RAIJINを無事入手出来ましたのでファースト・インプレッションをお届けします。スペック等は下記を参照して下さい。

Android OS Android 7.0(FREETEL UI 2.0)
ディスプレイ 5.5インチ
1920×1080ドット
ゴリラガラス 3
SoC MediaTek MT6750T
RAM 4GB
ROM 64GB
アウトカメラ 1600万画素
インカメラ 800万画素
ネットワーク FDD-LTE(1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28)
CA(3/19,1/19)
Bluetooth 4.0
Wi-Fi(a/b/g/n)
サイズ 153×76×8.7mm 183g
バッテリー 5000mAh
その他 ジャイロセンサー/指紋センサー
USB Type-C/

特徴としてはやはり5000mAhのバッテリーですが、その他にもAndroid 7.0を搭載している点や4Gと3GでのDSDSなど注目機能が詰まった端末かと思います。

 

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レビュワーレーティング

‘性能’
70%
‘電池持ち’
90%
‘ディスプレイ性能’
80%
‘カメラ性能’
65%
‘持ちやすさ’
70%
‘コスパ’
70%
‘全体評価’
65%

※レーティングは執筆者の個人の点数です。

開封

パッケージは和風なテイストに仕上がっています。また、パッケージの側面に対応するSIMカードのサイズが書いてある点は親切かと思います。

背面に「Designed by FREETEL in Tokyo Japan, Assembled in China」との文字が。Appleの「Designed by Apple in California Assembled in China」への熱いリスペクトが感じられます。

箱を開けたら神はそこに居ました。冗談はさておいて「よくあるやつ」といった感じです。

付属品はACアダプタ、USB Type-Cケーブル、SIMイジェクトピン、各種書類となっています。SIMピンにはFREETELの文字があり良い感じです。

ACアダプタは7V/1.8Aの出力対応の物になっていました。これはMediatekの急速充電技術の「Pump Express Plus」の規格に対応した物かと思われます。

外観

やはり「よくあるデザイン」感は否めません。背面はメタリックのように見える物のプラスチックとなってます。指紋センサーが搭載されている点は評価できます。しかし、やや指紋センサーが奥まったところにある為、利用時は少し押しつけるように触れる必要があります。ケースなどを付ければ更に厳しくなりそうです。

ちゃんと光ります!

また、ホームキーなどは画面の中に無く、タッチキーとして画面下部に存在します。デフォルトでは〔戻る-ホーム-リセント〕の並びになっていますが、両端のキーに関しては設定から切り替え可能です。

上下です。上部にはイヤホン端子がきちんと搭載。また、今となってはかなりレアなストラップホールがあります。せっかくのストラップホールとはいえ位置が好き嫌いの分かれるのが残念です。下部はマイク/USB端子/スピーカーとなってます。3万円という価格ではあるもののUSB Type-Cを搭載している点は好感が持てます。

側面です。左側面にSIM/SDカードスロット、右側面には音量/電源キーの並びになっています。音量キーが上に来る配置となっています。

SIM/SDカードスロットはnano+microSIMの組み合わせです。日本国内でのDSDS(デュアルSIM同時待ち受け)機能に対応しています。nanoSIMとmicroSDカードは排他利用となりますが、内蔵ストレージが64GBあるのでそこまで困らないかと思います。

Freetel UI 2.0& Android 7.0

昨年発売されたKIWAMI2にも採用されていたFreetel UI 2.0が採用されているほか、比較的新しいAndroid 7.0を採用しています。

ホーム画面にドロワー(アプリ一覧画面)が無いのはここ最近のメーカー独自UIに散見されるものに感じられます。しかし、ドックにアイコンを4つしかおけない点やホーム画面のアイコンが横に4つまでしか置けない点など5.5インチという比較的大きな画面サイズの事を考えると物足りなさのあるランチャーとなっています。設定を切り替えるとAndroid標準のドロワー機能が付いたランチャーへ変更が可能です。

また、通知領域の仕様が一般的なAndroidと異なっており、ステータスバーを降ろしても表示されるのは通知のみとなっています。大抵のAndroid端末では通知領域内に一部機能のON・OFFを切り替えられるトグルスイッチがあるのですが、Freetel UIのデフォルトでは画面下部から上へスワイプすることでトグルスイッチ類の出てくるiOSライクな仕様とっています。

位置的に画面の真下にある操作キーに触れやすくなっている点や、画面が横になっている際に上手く引き出せない点などを考えると機能をOFFにして通知領域にトグルスイッチ類を表示する方が非常に便利です。

しかし、機能をOFFにし通知領域へトグルスイッチ類を表示すると、画面輝度のオート/マニュアルの変更が出来なかったり、設定へのショートカットが表示されません。

悪い点ばかり紹介しましたが、Android 7.0搭載ということで同時に二つのアプリを表示することの出来るマルチウィンドウ機能に対応している点やアプリ履歴画面を開いてすぐのところにタスク消去ボタンがあるなど悪い点ばかりではないようにも感じられます。今後のFreetel UIのアップデート次第ではAndroid標準に戻れなくなるような使い勝手を提供してくれるのかもしれません。

初期状態のFreetel UIの使い勝手はお世辞にも良いとは言い難く、設定等を変更してようやく「普通に使える」ように感じました。今後のアップデートへ期待をしたいです。

ミッドレンジに少し+αした性能

スペック表を見てみれば「CA(キャリアアグリゲーション)」や「DSDS」「4GB RAM/64GB ROM」などといった一般的なミッドレンジ帯のスマートフォンには無いような機能を持っており、割とスペックの高い端末のように感じられますが所詮はミッドレンジ端末。3万円のスマートフォンということを忘れてはいけません。

ベンチマークだけで全て判断することは出来ませんがいくつかのベンチマークアプリを試してみました。(なおアプリケーションの無効化などはせず、いくつかのアプリケーションをインストールした後にタスクを全消去後、マイナス4°の室内でテストしました。)

結果は上記の通り、Antutuベンチマークの結果だけを見る分では、3万円でお釣りの来るP9 liteなら5万点は優に出ますしZenFone3 Laserなら45,000点という点を考慮すると少し他のミッドレンジ帯のスマートフォンより性能が劣ってしまいます。

せっかくなのでデレステ(アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ)をインストールし、プレイしてみましたがプレイ時の画質が落とされてしまいます。(※これはあくまでも端末の性能不足ということではなくゲームアプリの最適化がなされていないということが原因かと思われます。例えばHUAWEI社のスマートフォンに搭載されるKirin CPUでも同様の事象がある為、雷神のスペックが過度に低いということではありません。)

また、普段の操作やゲーム時にかかわらずタッチパネルの感度がやや悪く感じました。

カメラ

ここ最近のスマートフォンならやはりカメラは重要事項です。UI含めてチェックしていきましょう。

雷神には「FREETELカメラ」と自社が称する1,600万画素のカメラが搭載されています。Mediatek社のチップセットを採用した端末ではあるものの、カメラアプリはFREETEL独自の物が採用されています。UIは一般的な物で、初期状態では自動でシーン設定をしてくれる仕様となっていますが、右下にあるアイコンをタッチすると「オート/マニュアル/ビューティー/パノラマ/暗がり撮影/色鮮やかHDR/一眼レフ/残像/ハイスピード」のモードが搭載されています。色鮮やかHDRのように、どんな撮影効果なのか分かりやすい点は評価できます。

範囲が上手く指定されない。

様々な機能がありますが特に気になったのは、背景のぼけた画像の撮れる「一眼レフモード」。これはHUAWEIやASUSなどにも似たような機能が搭載されていることが多いのですが、雷神の場合では撮影成功すること自体が少なく、成功しても上手にぼけないのでもう少し改善されることが望まれます。

全体的な画質は「明るければそれなりに撮れるけど…。」といったレベルで「こんなんでFREETELカメラを名乗って良いの?社名に更に泥を塗ってない?」といった感想を抱きました。やはり3万円クラスの端末なんです。その点を忘れて過度な期待をしてはいけません。

バッテリー

「雷神」と神を名乗るレベルですからせめてバッテリー駆動時間は高レベルの水準であって欲しいと思います。というわけで数日間使ってみての感想をまとめましょう。

5,000mAhも積んでる訳なので電池はバッチリ持ちます。DSDS機能を使い、Bluetoothでスマートウォッチを接続、一日中ガシガシと激しく使いましたが朝六時から次の日の一時過ぎまでバッテリー切れになることなく使うことは可能でした。

安定しない電池残量表示

上の項目を見る限りでは極めて電池もちの優秀なスマートフォンに感じるでしょう。しかし、電池持ちは良くても一つ気になった点がありました。それはバッテリー残量の不正確さです。12%から唐突に0%になりシャットダウンを促してきたり、充電を始めると急に0から15%近くまで上昇したりといったことが数回あり、その点は不満に感じています。勿論、バッテリー残量が常に正確な携帯電話なんで存在しないに等しいと言っても過言ではないのですが、ここまでの例はあまり見ません。

また、大容量バッテリーの弊害でしょうか、充電にものすごく時間がかかります。急速充電になれてしまった身なので三時間ほどかかるのは長く感じてしまいます。

付属の充電器は7V/1.8Aの出力対応と記載されてはいる物の、実測すると7V/1A程の出力しかされておらず、7Wでの充電となってしまいます。また、付属の充電器で使えるケーブルと使えないケーブルが存在するらしく、手持ちのケーブルの一部が使えませんでした。

更に不満を言うとZenFone3 Maxのような外部出力機能が無いのもやや残念です。ウェアラブル端末やBluetoothイヤホンなんかを充電するにはちょうど良いかと思うのですが。

ただ、雷神を名乗るレベルのバッテリーライフは実現できているので悪くはない。といったところでしょうか。ヘビーに使わなければ二日は使えそうです。

強く不満を感じるハードウェアキー

色々と不満を書けば出てくるのですが、その中でも非常に気にくわない点があります。それが画面の下に位置するハードウェアキーです。

メーカーが公表している既知の不具合ではホームキー長押しに割り振れる機能のどれに設定しても音声検索が立ち上がるという問題がありましたが、それ以上に不満なのがスクロール時の誤タッチ時の動作。

一般的なのかは分かりませんが、少なくとも私の手元にある「Alcatel SHINE LITE」や「ASUS ZenFone3 Laser」のようなナビキーがタッチセンサーの端末ではスクロール操作時に誤って触れてもなかったこととして扱われます。しかし、雷神では触れたらそのまま動作してしまうのです。これは動画で見て頂ければ分かりやすいでしょう。

一週間使っての雑感

既知の不具合や、カメラの不満点など色々と問題のある端末ではありますが、3万円という価格から考えれば妥協できるかと思います。しかし、少なくとも既知の不具合等を含めた修正のアップデートが配信されるまでは購入を待ってみることをお勧めします。

しかし、単純に電池持ちだけで見ると雷神の名にもうなずけるレベルです。サブ機にも、ライトユーザーならメイン機にもなり得るでしょう。

FREETELの社長がREIのAndroid7.0へのアップデートをするという発表の中で、「製品という物はどんどん改善するべきだ」とおっしゃってましたので、きちんとユーザーの意見が製品へとフィードバックされるということを信じています。

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