
Lenovoが支援するShenQiは自社のZUKブランドスマートフォンの最新作となる「Lenovo ZUK Edge」を発表しました。
スペック
Android OS | Android 7.0(ZUK UI 2.5) |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD解像度 |
SoC | Snapdragon 821 2.35GHz*4コア |
RAM | 4/6GB |
ROM | 64GB |
アウトカメラ | 1300万画素(Samusung ISOCELL) |
インカメラ | 800万画素 |
ネットワーク | LTE Band1/2/3/4/5/7/8/20/39/40/41 WCDMA 850/900/1900/2100MHz CDMA2000 800 MHz GSM/EDGE 850/900/1800/1900 MHz CDMA 800MHz |
サイズ | 142.9×74.5×7.68mm/160g |
バッテリー | 3100mAh |
その他 | 指紋センサー/USB Type-C(3.1) |
SoCにSnapdragon821、RAMが4/6GBと全体的にハイエンド端末らしいスペックです。
特徴
ベゼルレスデザイン
Edgeという製品名から分かるとおり、画面の左右のベゼルが非常に細いベゼルレスデザインを採用しています。前面において画面がどれだけの割合を占めているかを示す画面占有率は86.4%と非常に高く5.5インチという割と大きい画面サイズであるものの比較的コンパクトな筐体になっています。
例えば同じ5.5インチのiPhone 7Plusと比較すると、iPhone 7Plusは高さ158.2mm/幅77.9 mmですが、Lenovo ZUK Edgeは高さ142.9mm/幅74.5mmと数ミリとはいえコンパクトであることが分かります。
また、2.5Dガラスを採用しており、端からのスワイプなどもしやすいでしょう。(その分保護フィルム/ガラスは貼りづらくなりますが・・・。)
ネットワーク
nano SIMのデュアルSIM対応となっているLenovo ZUK Edgeは、下り通信での3波CA(キャリアアグリゲーション)は勿論、上り通信でのCAも可能です。それによって、下りでは最大600Mbps、上りでは最大150Mbpsの通信が可能となっています。
指紋センサー
U-Touchという指紋センサーを前面に搭載しており、0.09秒でのロック解除が可能とされています。スリープからの解除やアプリのロック、Alipay(中国でのスマートフォン決済サービスの一つ)や各種ジェスチャーでの操作が可能となっています。
その他のセンサー
心拍数、血中酸素センサ/紫外線センサー/空気圧高度計/三軸加速度計/三軸ジャイロセンサー/三軸電子コンパス/近接センサー/周囲光センサー/ホールセンサーと多くのセンサーを搭載しています。
プリインストールのフィットネスアプリなどではそれらのセンサーを活かし、多機能なものとなっています。ここ最近では各メーカーがフィットネス形の機能にも注力しているので一つの武器となるでしょう。
カメラ
1300万画素のISOCELLを採用したLenovo ZUK Edgeですが、ピクセルサイズの大きさからより明るい画像を撮影が可能であるとしています。
フォーカスも複数の技術を組み合わせて、0.1秒。手ぶれも抑えることが可能です。
その他にも、マニュアルモードやナイトモード、ビューティーモード、スローモーション撮影機能やHUAWEIスマートフォンなどでもよくみる光の軌跡を記録できる機能などもあります。
このLenovo ZUK Edgeは中国で来年1月1日から販売開始。
価格はRAM 4GB/64GB版が2,299元(約39,000円)、RAM6GB/64GB版は2,499元(約42,000円)となっており、国内で販売されているSnapdragon82xシリーズを採用したモデルと比較すると非常に安く、国内での展開も望みたいところです。
(過去の例を見る限りでは恐らく無いと思われます。)
ソース:Lenovo