
Samsung Galaxy Note7のリコール問題に関して、Bloombergはリコールの費用に約10億ドルかかると報じています。
10億ドルは日本円にして1026億円にも達します。Samsungは2015年にはいってから営業利益が右肩と回復傾向にあり、更にはGalaxy S7 / edgeの発売で今年の業績も好調となる見込みでした。
Samsungグループ全体の2014年度の純利益は221億ドルと考えると、いかに10億ドルのコストが膨大であるかがわかります。またSamsungの今年の純利益は206億ドルに見込むとされています。
バッテリーセルに問題のあった製品は「0.01%」と述べています。またバッテリーセルは複数の会社によって提供されており、そのうちSamsung SDIの部品に欠陥があったと考えられています。販売された250万台のうち6割がSDIの為、今後も不具合が増える可能性があると指摘されています。
ソース:Bloomberg