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【レビュー】国内展開に期待が集まるZenfone 3 (ZE520KL) ファーストインプレッション

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昨年の売れ筋SIMフリースマートフォンASUSのZenFone 2シリーズですが、海外では後継機種となるZenFone 3シリーズが展開されています。非常に残念ながら日本での展開はまだとなっており、待ち遠しい方も居るかもしれません。私もその一人でしたが、日本発売まで待ちきれずについZenFone 3の香港モデルを購入しました。本記事ではファーストインプレッションをしていきます。

基本スペック

Android OS Android 6.0
ディスプレイ 5.2インチ
1920×1080ドット
CPU Qualcomm Snapdragon 625
RAM 3GB
ROM 32GB
アウトカメラ 1600万画素(IMX298)
F2.0
PixelMaster 3.0
光学手ブレ補正
レーザーAF
インカメラ 800万画素
85度広角レンズ
ネットワーク Wi-Fi(a/b/g/ac)/Cat 6 LTE/Bluetooth 4.2/VoLTE
サイズ 146.87 x 73.98 x 7.69(mm)/144g
バッテリー 2650mAh
その他 USB Type-C(2.0) /指紋認証/Zen UI 3.0/ハイレゾ再生

Snapdragon 625や3GBのRAMなど、ミッドレンジとは何なのかを考えさせられるレベルのスペックとなっています。これで香港や台湾では30,000円を切るプライスとのことで更に驚きです。

日本で販売される価格がいくらかは分かりませんが、35,000円ほどで販売されているMoto G4(※3GBモデル)はQualcomm Snapdragon 617です。他にも当サイトでも紹介されたFREETEL REIはMediatek社のMT6753、HUAWEI P9 liteはKirin 650です。

しかもP9 liteやFREETEL SAMURAI REIはRAMが2GBです。あくまでスペック上だけでの話ではある物の、国内で販売されている3万円台スマートフォンとはワンランクほど差がある事が分かるかと思います。

細かな点でも、ガラスボディーやBluetooth 4.2、Wi-Fiの5GHz帯対応など非常に魅力的な端末ですね。

同価格機種との比較

ZenFone 3
(台湾では約2.6万円)
SAMURAI REI
(32,292円)
Android OS Android 6.0
ディスプレイ 5.2インチ
1920×1080ドット
CPU Qualcomm Snapdragon 625 MediaTek MT6753
RAM 3GB 2GB
ROM 32GB 32GB
アウトカメラ 1600万画素(IMX298)
F2.0
PixelMaster 3.0
光学手ブレ補正
レーザーAF
1300万画素
インカメラ 800万画素
85度広角レンズ
800万画素
ネットワーク Wi-Fi(a/b/g/ac)/Cat 6 LTE/Bluetooth 4.2/VoLTE LTE/Wi-Fi(a/b/g/n)
Bluetooth 4.1
サイズ 146.87 x 73.98 x 7.69(mm)/144g 145,8×71.5×7.2mm
136g
バッテリー 2650mAh 2800mAh
その他 USB Type-C(2.0) /指紋認証/Zen UI 3.0/ハイレゾ再生 指紋センサー

開封

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「スペックなんて知ってるから早く開けてくれ!」なんていう声が聞こえそうなので早速開封していきましょう。箱を開けると本体とご対面するのはおなじみのスタイルと言っても過言では無いですね。ちなみに箱のふた部分と箱本体が繋がっているので少し変わってるなと感じました。

付属品は上記画像の通り。ACアダプタは日本の物とは違うので利用できません。またコンセントを変換するアダプタ等は付属していませんでした。他に取扱説明書とSIMピン、それにイヤホンが付属されてます。ちなみに、SIMピンにはメーカー名が刻まれており、HUAWEIファン的にはHUAWEIにも是非やってもらいたいと思いました。(コレクションアイテム的なものとして…。)

裏面にもゴリラガラス。独自のデザインが光る。

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本体をじっくり見ていきましょう。やはり気になるのは背面のガラスボディーですね。

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ガラスの背面ではありますが、よく見ると「スピン加工」と呼ばれる枯山水的な模様が入っており、光の当たり具合で黒とも紺とも見えるような綺麗なデザインです。個人的にはすごく好きなポイントです。まさに「禅」といった感じなのかもしれません。

また、ガラスを採用したボディーということもあってか、持った際に吸い付くような感じがあります。残念ながら指紋は目立ちますが…。

ZenFone 2からの進化ポイントの一つ指紋センサーは縦に長い長方形。平面ではなく少し凹んでいます。また、カメラが出っ張っており、机のようなところに置くとガタガタと安定しません。キズも気になるのでケースは必須ですね。勿論、裸で使いたいのですが…。

cof

ライトをONの状態で机に置いた際に、カメラによって浮いてることが分かる。

cof

前面。端は滑らかな曲線を描く2.5Dガラスとなっていて、指滑りも上々です。2.5Dガラスということで端から内側へのスワイプもどこか滑らかに行くような感覚があります。しかし、その分保護フィルムや保護ガラスではカバーしきれないゾーンが生まれてしまうのは悩ましい点です。更に貼る難易度も高いので、端が浮いてしまうことが良くあります。

ということで、保護するか否かで悩みますがZenFone 3は「ゴリラガラス3」が採用されています。最新のゴリラガラス5と比較すれば2世代前の物となってしまいますが、一般的な衝撃で全損することはあまりないため、ある程度の安心は出来ます。

残念ながら「擦れ」に弱い傾向があるため、その点には注意が必要です。

cof

ZenFone 3はおなじみの画面外にあるナビキー。個人的にはここがZenUIやGoogleの提唱するマテリアルデザインデザインとの統一性を失わせるような印象が有り、単刀直入に言えば嫌いです。フレームと前面/背面の間には滑らかなエッジ加工がされており、デザインのアクセントとなっています。

側面はメタルフレームとなっています。どこかNexus 6のダークブルーのフレームと似ているような印象があります。外部接続端子はUSB Type-Cとなっており、リバーシブルかつ充電時の給電の安定化が図られているとか。

手に取った際に思ってた以上に薄かった事が印象的でした。フレームが丸くなっているので数字以上に持ちやすいということでしょう。

また、音量/電源ボタンは側面のサイドにあります。前モデルでは背面の音量キー、上部の電源キーという使いづらい配列となっていたためこれは歓迎できる進化です。

ソフトウェア

ZenFoneといえばZen UIですね。ASUS独自のユーザーインターフェイスとなるZen UIは最新の3.0となっており全体的にモノトーンなAndroid標準とは違いポップな色使いが特徴です。

他にもZen UI Launcherのカスタマイズ性の高さは中々珍しい物です。アイコンのサイズ、アイコンの下のテキストのフォント、グリッド数、ドロワーの有無といった細かい見た目のカスタマイズや、自動でアプリをフォルダ分けしてくれる機能は思ってた以上に正確に分けるので驚きました。

HUAWEIのEMUIよりも軽度なカスタマイズには感じる物の、見た目を変えることが出来るテーマ機能やダブルタップでスリープ解除できるモーション機能などの便利機能は踏襲されていました。

気になる指紋センサー

ZenFone Pegasus3で初搭載された指紋センサーですが、ZenFone 3にも搭載されました。私は普段HUAWEIスマートフォンをメインに使っているため指紋センサーも日常的に利用しているということもありZenFone 3の指紋センサーがどれほどの物かが気になっていました。

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指紋の登録は、初期起動時のセットアップ時または設定の「指紋」という項目から登録します。最大5個までの指紋が登録することが可能となっています。

ロック解除は触れるだけで可能です。センサーの形がやや縦長であることから、少し癖があるようにも感じますが、感度は結構上々です。

指紋センサー自体は普段使い出来るレベルの物となっています。指が傾いた状態や上下反対でも認証することは出来ましたが、指を傾けた際に指の登録していない範囲が指紋センサーに触れてしまわないように注意が必要です。(登録時に指の広い範囲を登録するようにすれば問題はありませんでした。)

更に、指紋センサーをダブルタップすることでカメラを開いたり、着信時にタップすることで通話が出来たりといった指紋センサーを利用した機能もあります。個人的にはHUAWEIスマートフォンで使っている、指紋センサーを下にスワイプすると通知バーが開く機能が欲しかったです。

カメラはモードが多いものの…

スマートフォンの機能の中でもここ最近では「カメラ」が重要視されつつあります。夜景や食べ物、更にはセルフィー、グルーフィーといったいろんな場面でカメラを使うことが多いかと思います。

JointPics_20160903_115919

ZenFone 3は1600万画素の光学手ぶれ補正機能付きのカメラを搭載しています。標準のカメラアプリでは、多彩な機能があり、昨今のトレンドとなりつつある「マニュアル撮影」や「美人エフェクト」はもちろん、暗所を撮影する際に便利な「ローライトモード」などその他にもたくさんの機能がありました。

しかし、機能面が充実しているのはありがたいのですが、少し画質に関しては疑問を抱いています。
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例えばこの画像。これは全てオートで撮影したのですが、やや彩度が足りないような印象があります。

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ちなみに、同価格帯となるP9liteで撮影するとこんな感じになります。やや明るさが足りないかもしれませんが、ZenFone 3に比べれば忠実な絵作りでは無いかと感じます。

撮ってみた感想としては暗所での撮影時は、撮影後ワンテンポ待つという印象です。また、明るいところでは目立ちませんが暗いところではノイズが結構あるように感じます。そういうところではマニュアル撮影でなんとかしのげるとは思いますが、オートでもそこそこ綺麗に撮れる端末も増えている中で、この画質というのは残念に感じました。

ただ、カメラ利用時の発熱はあまりなかったためその点は良いですね。私が利用するP9は割と発熱するので。

全体的にZenFone 3で撮った画像は現実とは少し色味が変わって撮れてしまうような印象でした。カメラ機能はZenFone 3の難点かもしれません。

ベンチマーク

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Antutuベンチマークのスコアは62,000点。30,000円ほどという価格を考えるとスコアに関しては高いと感じました。

また、おなじみ「デレステ」ですが3D標準でも特に不満なくプレイできました。

ネットワークに関して

当記事内で扱っているのはZenFone 3(ZE520KL)の香港モデルなのですが、日本で販売されるモデルときわめて仕様が近いという噂があります。技適マークが表示されない端末ですので、あくまで自己責任ですがモバイルネットワークも利用が可能であると思われます。

自己責任であることを踏まえた上でこの記事を参考にして貰えればなと思います。

参考:Zenfone3はじめました。①「ネットワーク/CA/VoLTE…そしてDSDS。」 LOCALOG

全体的に良く出来た製品

しばらく利用してきましたが、全体的には良く出来ている製品だと思います。カメラが残念って言うことはありますが、それでも30,000円ほどという価格を考えればかなり満足度も高いのではないでしょうか。

国内で販売されることは確定していませんが、仮に出るとするならばどういう金額設定になるかが問題です。P9liteと良い勝負ではないかなと感じているので、32,400円でどうでしょうか。それくらいなら大手を振っておすすめできる機種です。

購入後ソフトウェアアップデートが2回有りましたが、今後のアップデートでカメラが改善されるかがキーとなるのでは無いかと感じています。

※ZenFone 3(ZE520KL)香港版は技術基準適合証明を受けていないため、日本国内での使用は電波法に抵触する可能性があります。本記事は、端末の輸入及び使用を推奨するものではありません。

 

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