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サムスン Galaxy Note7 発火問題で原因を発表-バッテリーに問題が発覚

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Samsung (サムスン)はGalaxy Note7のリチウムイオンバッテリーが爆発・発火した問題の原因について23日に発表しました。

バッテリー問題が発覚するまで

2016年9月、Galaxy Note7が発火する問題をSamsungが確認します。その後すぐに交換プログラムを開始、生産停止に至ります。その後も返品を行うよう呼びかけていきました。日本では発売するまえに生産停止に至りましたが、国内で流通したNote7に関しても返品の対象でした。

調査を行うまでの過程

今回の発火するまでの原因を独立した専門家3つ及びSamsungが参加し、これを調査しました。まずSamsung社内における大規模な内部調査から始まります。200,000台以上のDeviceと30,000台によるバッテリーテストを700人体制で実施します。加えて、第三による分析も行なっていきました。UL、Exponent、TUVRheinlandの3つです。これら3つがソフトウェア、ハードウェア、設計、物流などから考えられるプロセスの多くの側面を多角的に調査し、再評価しました。その後、各専門家らによる論付がされるという形です。

バッテリーに問題が

調査をした結果、判明したのはバッテリーによる設計・製造工程に問題があったということです。Samsungはバッテリーを2つの会社から供給しNote7に対し供給されており、バッテリーA、バッテリーBとしてそれぞれ調査。バッテリーの製造会社は公開されていません。

バッテリーAの場合は、電極のために必要な空間が限りなく少なく、内部セルの故障と発熱が生じることが発覚しました。本体の構造が詰められていた為、最終的にはバッテリー上部の電極が角で曲がってしまい、内部短絡を起こしてしまったようです。空間確保にSamsungは失敗してしまったわけです。

バッテリーBでは本体の欠陥ではなく、主にバッテリー製造に問題を抱えていました。バッテリーBでは限りなく溶接する部分が鋭利な物になっており、正と負の電極間の接触に問題があったとみられます。加えて内部短絡の可能性を増加させるような欠陥があったと指摘。

バッテリーA、バッテリーBともに内部短絡による発火が原因であることは極めて高いことが判明しました。

 

二度と繰り返さないために

耐久試験

Samsungはこの問題を起こさないためにスマートフォンの製造プロセスのステップを再検討し、8点のバッテリーチェックを行うと発表しました。過充電試験などによる耐久試験。

充放電テスト

ガイドラインに基づいた目視試験、バッテリーの内部以上を確認するためのX-Ray検査。

X-Ray

大規模な充放電テスト、揮発性有機化合物の漏れがないかの確認、バッテリーの分解試験。消費者の利用シナリオを想定したバッテリー負荷シュミレーション、組み立てられた部品レベルで電圧の変化のチェックの8つです。

会見ではSamsung Mobile 社長のDJ・コー氏が登壇し、ユーザーに対して謝罪しました。また、今後このような事が起こらない、8つのバッテリープロセスも発表。バッテリー問題やバッテリーの8つのプロセスについてはプレスリリースにて記載されています。

ソース:Samsung[1][2][3]

Writer

管理人編集部
GadgetGeek(ガジェットギーク)を2012年に立ち上げた。またフリーライターとしても活動。Engadget 日本版 / プレジデント / VRInside / モバレコ / など。お仕事承ります!
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